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占う憲法の行方 改憲勢力、82議席獲得で2/3以上維持

2022年6月23日 05時05分 (6月23日 05時05分更新)
 参院選では、自民、公明の与党と、野党で改憲に前向きな日本維新の会、国民民主党などの「改憲勢力」が、国会発議の要件「総議員の三分の二以上」を維持するかどうかが焦点だ。今回争われる計百二十五議席のうち、八十二議席の獲得が必要となる。
 自民は公約に、九条への自衛隊明記など党改憲案四項目を明記。岸田文雄首相は、ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルス禍を受け、緊急時の国会議員任期の特例延長などを認める「緊急事態条項」などの論議を推進する構えだ。
 自民の茂木敏充幹事長は「選挙後できるだけ早いタイミングで改憲原案を国会に提案し、発議を目指したい」と表明。改憲勢力が三分の二を維持すれば、国会での改憲論議がさらに加速する可能性もあるが、立憲民主党の泉健太代表は「今、憲法を変えねばわが国が崩壊する決定的な問題はない」と慎重な姿勢を示す。
 参院定数は今回から三議席増えて二四八となり、三分の二は百六十六議席。非改選の改憲勢力の四党と、自民を離党中の橋本聖子氏を合わせると八十四議席で、今回争われる百二十五議席のうち、改憲勢力が八十二議席を獲得すれば、三分の二を確保できる。
 昨秋の衆院選では自公に加え、維新...

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