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『PK職人』名古屋・阿部が入念な準備を結果に「あの蹴り方を練習していた。楽しめました」【天皇杯】

2022年6月22日 22時40分

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名古屋・阿部(左)

名古屋・阿部(左)

◇22日 サッカー天皇杯3回戦 名古屋1―0金沢(石川県西部緑地公園陸上競技場)
 PK職人、ここにあり。名古屋のMF阿部は後半6分、FW相馬が獲得したPKのキッカーに。ゆったりとした助走に、金沢のGK三浦が耐えきれずに動くのを見ると、冷静に逆をついて左サイドに流し込んだ。先制点が試合の行方を大きく左右するカップ戦で、確実に1点をもぎ取った。
 希代のシュートセンスは言うまでもないが、得点の裏には入念な準備がある。「最近、あの蹴り方を練習していた。練習の成果を出せるチャンスだったので。楽しめました」と不敵な笑顔を浮かべた。
 PKを蹴るのは、4月6日のリーグ湘南戦(豊田ス)以来。その時はじゃんけんで権利をつかんだが、今回はあらかじめキッカーに指名された。極度の緊張と責任を負うことになるが、蹴りたいと思うタイプだという。「PKで点を取れるなら、蹴った方が得じゃないですか」。さすがの余裕と風格が漂う。
 そもそも、PKのシーンを生み出したのも阿部のスルーパス1本だった。「取ってすぐ相馬が動きだしてくれているのも見えたし、ディフェンスの後ろにスペースがあるのが分かったので」と、冷静な観察眼でチームに違いを生んでいる。
 「カップ戦は得意」と言った、2回戦の同大戦に続く得点。「夏に向けて、いつも調子上がってくるので。もう1ギア上げていけたら」。暑い名古屋を、これからも熱くする。

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