くずまんじゅう、地下水で冷たく 小浜の志保重、3年ぶり販売
2022年6月23日 05時05分 (6月23日 11時15分更新)
地下水で冷やされたくずまんじゅうが小浜市雲浜の菓子店「志保重」にしづ店の店頭に並び、涼感を漂わせている。くずまんじゅうを店頭の水槽に沈めての販売はコロナ禍で控えていたが、三年ぶりに再開した。
材料には国産のくずと小豆を使用。水槽の地下水が一五度前後と、冷え過ぎない温度に保たれ、自家製あんが薄墨色に透き通る。蒸し暑さが続く中、涼を求めて県外からも多くの人が出来たてを買いに訪れる。
志保重の和菓子担当、清水勇雄さん(50)は自宅でも冷たい食感が楽しめるよう「氷水で五分程度冷やしてから召し上がっていただきたい」とアドバイスする。販売は九月中旬まで。
(相原豪)
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