本文へ移動

カヤックで観光の波起こせ 穴水の元地域おこし隊 臼井さん

2022年6月23日 05時05分 (6月23日 11時54分更新)
運び込まれたカヤックの点検をする臼井章裕さん=穴水町川島で

運び込まれたカヤックの点検をする臼井章裕さん=穴水町川島で

▼来月開店へ 「交流人口増で効果を」

 穴水町で、一月に町地域おこし協力隊を退任した臼井章裕さん(46)が、カヤックショップの七月開業に向け着々と準備を進めている。町創業者支援事業の補助金を活用し、カヤック十一台を新たに購入。計二十台使え、家族連れや修学旅行生など多様な体験会に対応できるようになった。「海のレジャーで観光交流人口が増えれば地元の飲食店や宿泊施設にも波及効果が生まれる」と意気込む。(森本尚平)
 鹿児島県の種子島でカヤックのインストラクターを十五年務めた経験のある臼井さんは、穴水の穏やかな海に引かれ二〇一九年二月に着任。協力隊の体験プログラム支援員としてカヤックの講習会を開いてきた。
 在任期間中も開業に向けクラウドファンディングで資金調達するなど準備を進め、同町志ケ浦の民家をショップとして改装し艇庫も用意した。十三日には拠点として使う同町川島の宝山マリーナに新品のカヤックが搬入された。大人二人と子ども一人が乗れるカヤックが四台、二人乗りが五台、一人乗りが二台。臼井さんは「これからカヤックをやりたい人だけでなく、二十台あれば修学旅行生四十人の体験会にも対応できる」と話す。
 カヤックだけでなく、立ってパドルでこぐサップボードや、バナナボートなども準備し、海のレジャー体験を幅広く提供していく。来年にはインストラクター四人の育成も手掛ける予定で、町の雇用創出にもつなげていく。体験会の昼食は町の飲食店に弁当をお願いするなど連携も図っていくといい「体験会に来た人に宿泊や飲食店を紹介することもできる。協力できるところはしていきたい」と観光のつなぎ役として一役買いたい考えだ。

関連キーワード

おすすめ情報