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通信使ゆかり、日韓友好の茶会 清水区・清見寺で知事ら

2022年6月21日 05時05分 (6月21日 05時07分更新)
朝鮮通信使の歴史を顕彰する茶会を楽しむ川勝平太知事(右から3人目)と尹喜粲駐横浜韓国総領事(同4人目)、徳川家広さん(左)ら=20日、静岡市清水区で

朝鮮通信使の歴史を顕彰する茶会を楽しむ川勝平太知事(右から3人目)と尹喜粲駐横浜韓国総領事(同4人目)、徳川家広さん(左)ら=20日、静岡市清水区で

 朝鮮通信使の歴史を顕彰し日韓の友好を深める県主催の茶会が20日、通信使ゆかりの清見寺(静岡市清水区)であった。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。川勝平太知事が、尹喜粲(ユンヒチャン)・駐横浜韓国総領事や徳川宗家19代目、徳川家広さんをもてなした。
 尹総領事はゆっくりと茶を味わい、「香りがいいですね」と感想を述べた。茶会の後は、寺が所蔵する通信使の史料などを鑑賞した。
 川勝知事は「コロナで開催できなかったが、日韓関係の友好のため継続していきたい」と話した。尹総領事は「この茶会は韓日関係に大きな意味がある。この清見寺で韓日の首脳が茶を楽しみ、友好を深めることができれば」と期待を込めた。
 朝鮮通信使は、豊臣秀吉の朝鮮出兵で断絶した日本と朝鮮王朝の国交回復を目指し、江戸時代に朝鮮から幕府に派遣された外交使節。清見寺は、第1回の通信使が来日した際、家康が使節団を宿泊させ、駿府城で歓待したとされる。それが6月20日だったことにちなみ、県は2014年から同日を記念日として毎年、韓国要人と徳川宗家を招き茶会を開催。20、21年はコロナ禍で中止していた。 (中川紘希)

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