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世界王者がいかにすごいか…白井義男がダド・マリノを破った70年前 ボクシングの歴史に浸る【山崎照朝コラム】

2022年6月21日 06時00分

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白井義男さんの記念品コーナーに飾られたガウン(中央の台)

白井義男さんの記念品コーナーに飾られたガウン(中央の台)

 ボクシングファンなら誰もが見たいと思っていることだろう。そんな秘蔵映像が11日、WBCの社会貢献活動事業団体「WBC CARES」のイベント(埼玉県草加市)で初公開された。産経映画社が所蔵する日本人初の元世界フライ級王者白井義男がダド・マリノ(米国)を破った70年前(1952年5月19日)のドキュメント映像だ。
 東京・後楽園球場に特設されたリング周辺を、ファンが埋め尽くしていた。すごい迫力だった。試合後のオープンカーでの都心パレードも、沿道はファンでいっぱい。当時、私は5歳。まだテレビは普及しておらず、知るよしもなかったが、スポーツの種目も限られていた時代に世界王者になることがいかにすごいことだったかを知る映像だった。
 ゲストには元世界3階級制覇王者亀田興毅さん、元WBC女子世界ライトフライ級王者富樫直美さんが招かれ、パネリストはボクシング通で知られる長田渚左さん(日本スポーツ学会代表理事)と津江章二さん(共同通信)。当時の時代考証を交えたトークも良かった。
 記念品展示コーナーには、白井さんが試合で着用したガウンやシューズを始め、マリノ戦の貴重なポスターも展示され、約500人の入場者の注目を集めていた。ボクシングの歴史に浸った一日だった。

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