子どもも分かる村のSDGs 「未来都市」選定受け、根羽学園6年生が説明書
2022年6月21日 05時05分 (6月21日 05時05分更新)
根羽村の村義務教育学校「根羽学園」の六年生三人が、村がどのようにSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを進めていくのかを分かりやすく記した説明書を作り、二十日、同校で発表した。村が五月に内閣府の「SDGs未来都市」に選定されたのを受け、国語の授業の一貫で、子どもにも取り組みが理解できるよう作った。(二神花帆)
説明書は、村がSDGs未来都市への申請に向け制作したイメージ図を基にした。
イメージ図は、村が源流である矢作川流域の自治体などと連携し、グリーン社会を目指すとうたい、カーボンゼロ林業の推進など、経済、環境、社会の三分野で取り組む事業が記されている。児童たちは説明書で「持続可能」という表現を「続けられる」に「ブランド戦略の推進」を「ブランドを作ること」に換え、視覚で訴えるよう写真も使った。
同校で、大久保憲一村長に説明書を披露。大久保村長は、具体的な取り組みとして、村産木材を使って糸を作る「木の糸」事業や間伐材の薪ボイラーへの利用などを紹介した。
六年の松下永和君(11)は「自分の住む村が、未来都市に選ばれすごいと思う。村は、女性の就業支援など、皆が楽しく暮らせるよういろんな事...
関連キーワード
おすすめ情報