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根尾、フォーク崩されながらも二枚腰でとらえる“進化打”

2019年12月13日 02時00分

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3回表2死、中越え二塁打を放つ=台中インターコンチネンタル球場で(長森謙介撮影)

3回表2死、中越え二塁打を放つ=台中インターコンチネンタル球場で(長森謙介撮影)

【台中(台湾)長森謙介】中日・根尾昂内野手(19)が12日、当地での「アジアウインターベースボールリーグ」で成長を示す一打を見せた。NPB選抜ホワイトの1番・中堅で同選抜レッド戦に出場し、変化球を二枚腰でとらえる二塁打を放った。リーグ戦はこの日で終え、根尾は打率2割7分3厘、リーグ20位の数字ながら手応えを得た。13日は台湾での最後の試合となる5、6位決定戦に臨む。
 異国の地で重ねた快音を来季につなげねばならない。「どこを守っても打てなければ試合には出られませんから」。根尾の言葉に熱が帯びた。
 リーグ戦最後の試合。快音が響いたのは3回2死。1ボール2ストライクから2番手のソフトバンク育成・重田のフォークに反応。崩されかけたが二枚腰ですくい上げ、中越えの二塁打だ。
 この一打に異国での成長の跡が垣間見えた。根尾は「少しずつ変化球の間で待てるようになってきました」と手応えを口にした。速い球を強く打ち返すのはもちろん、1軍では多様な変化球への対応力も求められる。
 日ごとに変化するフォームは覚悟の現れでもある。「今のままでいいとは思いません。常に自分に合うものを探しています」。まずは正面にバットを構える。テークバックでトップの位置まで上げたとき、体を開くことなく軸を真っすぐに立ち、振り出す直前の間をつくる。いわゆる「割れ」を意識したフォーム。
 「ときどき『阪神の福留さんに似せてるの?』と言われますが、その意識はないんです。やりたいことをやっていくうちに少しずつ変わっていった感じです」
 打球で意識してきたことは、投手の足元へ打ち返すこと。基本に忠実な打撃を心掛けていた。

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