「戦う顔をしていなかったら言ってください」 京田陽太、1軍合流でリーグ再開への決意【中日】
2022年6月17日 06時00分
不調のため2軍調整していた中日の京田陽太内野手(28)が16日、バンテリンドームナゴヤで行われた1軍の全体練習に合流した。17日の巨人戦(バンテリン)から出場選手登録され、遊撃で先発復帰する予定。リーグ戦再開に向けて、選手会長が気合十分で帰ってきた。
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1カ月半ぶりの1軍。「戦う顔をしていなかったら皆さん、言ってください。頑張ります」。練習前の円陣でチームメートらにこう話した。
立浪監督に「戦う顔をしていない」と指摘されたのは、5月4日のDeNA戦(横浜)だった。守備で二遊間へのゴロをはじき、内野安打に。バットでも16打席無安打と攻守に精彩を欠き、途中交代。試合中に名古屋への帰還を命じられ、翌5日に出場選手登録を抹消された。「結果が出ないことに対して、自分と戦っていました。それが最後ああやってミスにつながったと思います」
心身ともに整理した。降格後は右足内転筋の張りで約3週間をリハビリ組で過ごした。「切り替えるいい時間になりました」。7日のウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ)で実戦復帰すると、14、15日の同ソフトバンク戦(タマスタ筑後)では2試合連続マルチ安打をマーク。15日の試合後に再昇格が決まった。
「どんな状況であっても下を向かないように、戦う顔、姿勢をしっかり見せたい。これからは結果が出ても出なくても、相手にぶつかっていくという思いでいきます」
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