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FC東京内定の早大MF西堂久俊、今リーグ初ゴール「ホントにやっと」 自身もチームも浮上できるか【関東大学サッカー】

2022年6月17日 06時00分

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巻き返しを狙う早大MF西堂。その左足で、自身もチームも浮上させたい ((C)JUFA/Reiko Iijima)

巻き返しを狙う早大MF西堂。その左足で、自身もチームも浮上させたい ((C)JUFA/Reiko Iijima)

◇関東大学サッカー「旬の男たち」
 来季からのFC東京加入が内定している早大MF西堂久俊(4年・市船橋)が、第96回関東大学サッカー1部リーグ(東京中日スポーツ後援)で途中出場から今リーグ初ゴールをたたき込んだ。第9節・順大戦(11日、〇3ー1)の後半37分、得意の左足で2ー1とする勝ち越し点。縦突破と中にカットインしての左足シュートが特長のサイドアタッカーは、「ホントに『やっと』という感じです。うれしいです」と胸をなで下ろした。
 開幕から調子がなかなか上がらなかった。3戦目からベンチスタートに“降格”し「自信がなくなりました」。腰痛を抱え、両足首には小さな故障。東洋大との第4戦(4月24日)では脳振とうを起こした。コンディションが整わず、本来のプレーが影を潜めた。
 未勝利が続いたチームは第8節時点で最下位に沈んでいた。本領を発揮できないレフティーに対し「熱意とか責任みたいなものがおまえから感じられない」などの厳しい言葉が同期の仲間から発せられたという。しかし、エースは叱咤(しった)を期待の裏返しととらえ、逆に励みにした。
 「『おまえならやれるぞ』というメッセージとして伝わってきました」。いい意味で開き直り、「初心に返って、思い切りよく、楽しもうという結論に至りました」と振り返る。そんな状況で迎えた9戦目で長いトンネルからようやく抜け出し「自信を取り戻すきっかけになったと思います」と話した。
 習志野高(千葉)の監督として昭和40年代に全国制覇を2度遂げた故西堂就(たかし)さんを祖父に持つなど、物心ついた頃からサッカーを身近に感じてきた背番号11は2001年生まれのパリ五輪世代だ。2年後の大舞台を目指す中、まずは「ゴールやアシストという結果をここからコンスタントに残せるように、数字によりこだわってやっていきます」と、今回の試練からの完全復活を図る。

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