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東京五輪賛美の声、関係者から相次ぐ 費用検証まだ…歴史の改ざん?

2022年6月16日 05時05分 (6月16日 05時06分更新)
東京五輪の公式記録映画を観賞後、河瀬直美総監督(左)と対談した菅前首相=7日、東京都千代田区で

東京五輪の公式記録映画を観賞後、河瀬直美総監督(左)と対談した菅前首相=7日、東京都千代田区で

  • 東京五輪の公式記録映画を観賞後、河瀬直美総監督(左)と対談した菅前首相=7日、東京都千代田区で
  • 自身の女性蔑視発言を撤回、謝罪する森喜朗氏=2021年2月、東京都中央区で
 昨年の東京五輪・パラリンピックの関係者から、開催を賛美する言動が相次いでいる。新型コロナウイルス禍での強行に批判が高まり、費用の肥大化など問題だらけだったのに、なぜかハッピーエンドの気分のようだ。傍らで札幌市は2030年冬季五輪の招致を続けているが、大丈夫なのか。 (北川成史)
 「本当に開催して良かった」
 東京五輪開催時の首相、菅義偉氏は七日、公開中の東京五輪公式記録映画を観賞し、河瀬直美総監督と対談した。「開催が近づくにつれ、呪われた気持ちになるくらい、いろんな問題が続いた」と振り返りつつ、「大会関係者から『ありがとう』というメッセージを数多くもらった」と自賛した。
 「いろんな問題」といえば、「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」という発言で大会組織委員会会長を辞任した森喜朗元首相。同日、自民党議員のパーティーで問題の発言に触れ、「女の人はよくしゃべると言っただけだ」「本当の話を政治家がしないから、世の中がおかしくなる」と強弁した。
 コラムニスト辛酸なめ子氏は「自分の価値観が古くなっても信じて疑わない。『世の中を正してやる』くらいに思っている。捨てぜりふのように、自分の正当...

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