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【棋聖戦第2局】藤井棋聖、138手の激戦制し1勝1敗のタイに 終盤の妙手で永瀬王座下す

2022年6月15日 20時05分

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棋聖戦5番勝負の第2局で永瀬拓矢王座に勝利し、対局を振り返る藤井聡太棋聖(代表撮影)

棋聖戦5番勝負の第2局で永瀬拓矢王座に勝利し、対局を振り返る藤井聡太棋聖(代表撮影)

 藤井聡太棋聖(19)=竜王・王位・叡王・王将=に永瀬拓矢王座(29)が挑戦する「第93期棋聖戦」五番勝負第2局は15日、新潟市西蒲区で指され、藤井が138手で勝利し、1勝1敗のタイに戻した。第3局は7月4日、千葉県木更津市で指される。
 2回の千日手の末に敗れた第1局が、藤井に厳しい戦いの幕開けを告げた今シリーズ。千日手をいとわない独自の勝負哲学を持つ永瀬に一本取られた感は否めないが、それだけに後手番の第2局をブレークできたのは、流れを引き戻す上で大きな1勝となった。
 終局後のインタビューで藤井は「仕掛けていったが、受けられて思わしい攻め方が分からなかった。終盤までずっと苦しいと思っていた」と本局を振り返った。第3局に向けては「ここまで内容的に押されているので、内容を良くして戦えるようにしたい」と語った。
 一方、永瀬は「終盤に踏み込まれてあっさり負けた。終盤の悪いところを良くしていかないと」と敗戦の弁。「第3局は後手番だが、精いっぱい準備して頑張りたい」と次を見据えた。
 第1局に続いて角換わり腰掛け銀となった盤上は藤井が先行するも、永瀬の想定内の展開に。昼までに藤井が2時間9分を費やしたのに対し、研究の深さを見せつけるかのように永瀬の消費時間はわずか24分だった。
 午後は両者とも攻防の秘術を尽くして一進一退の大激戦となったが、最後は藤井が寄せの妙手を放って勝負を決めた。持ち時間は各4時間で消費時間は永瀬3時間59分、藤井3時間58分。終局は午後7時21分だった。

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