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お年寄り、高い「健康度」 高齢化率日本一・群馬県南牧村

2022年6月15日 09時58分 (6月15日 12時44分更新)

自宅横の畑でネギ栽培の作業をする工藤光子さん㊨と孝雄さん=群馬県南牧村

 
 65歳以上の人が占める割合を示す高齢化率が65.2%(2020年)と、日本一高い群馬県南牧(なんもく)村。「消滅可能性都市」にも名前が挙がった人口1600人余りの山間地の村だ。ただ、要介護の一歩手前のフレイル(虚弱)状態にある75歳以上の後期高齢者は他地域と比べて少ない実態が、民間団体の調査で明らかになった。住民が助け合って暮らす環境が社会的な孤立を防ぎ、フレイルを遠ざけているとみられる。 (五十住和樹)
 「体を動かす。人と話す。嫌なことがあっても明日はいいことがあると考える」。同村の工藤光子さん(78)は、フレイル予防の秘訣(ひけつ)をこう話す。
 夫の孝雄さん(78)とネギやサツマイモなどを栽培し、忙しい毎日を送る。趣味は夫婦そろってのゴルフ。約二十年前に息子たちから贈られたクラブセットを大切に使い、小学校の同級生や近隣市町村の仲間と月一、二回、コースへ出るのが楽しみという。

 雨の日は近所の女性たちとお茶会だ。話し好きの孝雄さんも参加する。伴侶を亡くした女性のため、車で一緒に買い物や食事にも出掛ける。取れた野菜を持っていくと、今度は他の人がタケノコの煮物などおかずを持って来てくれ...

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