本文へ移動

「お互いさま」デジタルつなぐ 朝日町の住民サービス 動画で提案

2022年6月15日 05時05分 (6月15日 11時58分更新)
もちもたネットを提案する動画の一場面=朝日町提供

もちもたネットを提案する動画の一場面=朝日町提供

連携する博報堂担当者 「2、3年後には実現を」

 朝日町は、町民の「お互いさま」の気持ちをデジタルでつないだ近未来の共助型サービス提案動画を、DX(デジタルトランスフォーメーション)連携協定を結んだ広告代理店大手「博報堂」(東京都)と共同で制作し、十四日に町役場で披露した。動画は二十日にも町ホームページで見られるようにする。(松本芳孝)
 DX推進で実現可能な少し先の町の姿を具体的なサービスを例に可視化し、町民に分かりやすくした。まちづくりビジョンを多くの町民と共有するのが狙いという。
 動画は約四分。子どもたちが学びたいことと、町民が提供できることをマッチングし、時に師弟が逆転する教育サービス「みんまなび」と、持ちつ持たれつの精神で町民の困り事を近所の人が解決し、対価に電子地域通貨を得る「もちもたネット」を提案した。
 提案では両サービスとも無料通話アプリ「LINE」を使い、サービスを受ける町民と提供する町民をつなぐ。本格運行を始めている共助型MaaS(次世代移動サービス)「ノッカル」も取り込んだ形にする。
 笹原靖直町長は「素朴な願いを行政サービスで実現する第一歩。DXを人ごとでなく自分事ととらえてほしい」と思いを述べた。町次世代パブリックマネジメントアドバイザーに就いた博報堂局長代理の畠山洋平さんは「動画をたたき台に町民から意見を聞き、二、三年後にはサービスを実現させたい」と語った。
 動画披露の後、町は町議会と連名で二〇五〇年に二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」をした。笹原町長と西岡良則議長が宣言文を読み上げた。県内では県と富山市、魚津市など四市一町に次いで七例目となる。

関連キーワード

おすすめ情報

富山の新着

記事一覧