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「どうする浜松」トークショー 浜商OBOGまつり

2022年6月14日 12時22分 (6月14日 12時22分更新)
今後の浜松について語る磯田道史さん(左)と徳川家広さん=浜松市中区で

今後の浜松について語る磯田道史さん(左)と徳川家広さん=浜松市中区で

 二〇二三年の大河ドラマ「どうする家康」の放送に向け、国際日本文化研究センター教授の磯田道史さんや徳川宗家十九代目の徳川家広さんを招いたトークショーが十二日、浜松市中区のグランドホテル浜松であり、徳川家康の生きざまから浜松の将来を語り合った。
 浜松商業高(同市中区)の卒業生が集う「浜商OBOGまつり」のメインイベントとして開催。磯田さんは静岡文化芸術大で勤務経験があり、徳川さんは市が建設する大河ドラマ館の名誉館長を務めている。
 磯田さんは家康が三方ケ原の戦いで敗走する際、暗闇の中を付き従った家臣の刀につばを吐きかけて目印にすることで、誰だったかを分かるようにして後に褒めたたえた逸話を紹介。「情をかけて家臣団の結束を高めた」と家康の人心掌握術を評価した。
 徳川さんは、織田家や今川家の人質だった家康の帰還を待ち続けた三河武士団の結束力に加え、遠州の物産の豊かさに着目。「浜名湖は魚が捕りやすく、貝も捕れる。浜松を拠点にして家臣団の栄養価が飛躍的に上がったことが強化につながった」と述べた。
 今後の浜松について、磯田さんは「一緒にやらまいか精神でないと大変なことになる」と知識や技術を共有して地域全体を押し上げる必要性を指摘。来場した浜松商の生徒たちに向けても「あらゆることに好奇心を持って、どんどん外へ踏み出して」と呼び掛けた。 (高橋雅人)

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