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ハンカチ 特産で染める 廃棄ブルーベリー活用し製品化

2022年6月14日 05時05分 (6月14日 10時09分更新)
山根社長(左)が完成させたブルーベリー染めのハンカチを確認する橋本楓香さん(中)と平美由記さん=能登高で

山根社長(左)が完成させたブルーベリー染めのハンカチを確認する橋本楓香さん(中)と平美由記さん=能登高で

能登高卒業生・橋本さん 在学中企画

 能登高校(能登町)卒業生の橋本楓香さん(18)が在学中に企画した町内特産のブルーベリーで染めたハンカチが完成した。製造に協力した縫製会社能州ソーイング(同町上町)の山根義昭社長(66)から橋本さんへの納品式が12日、同校であった。 (上井啓太郎)
 橋本さんは、農林水産業で生産から加工、流通販売まで関わる「六次産業化」をテーマにした昨年度の総合的な探究の時間の授業で、売れ残りなどで廃棄されるブルーベリーに着目。染料として使うことを町内のブルーベリー農家平(ひら)美由記さん(44)に相談し、昨年十月から製品化を進めてきた。十二月に縫製を能州ソーイングに、染色を小松市の企業に依頼。地元活性化のためと、能州ソーイングは無償で協力した。
 ハンカチは五十センチ四方で、スカーフとして使うことも想定している。「タグをつけたらかわいいのでは」「肌触りのいいさらっとした感じの布がいい」などと三者で話し合いながら完成させた。ガーゼを重ね合わせた柔らかい布で作ったため裁断は手作業となり、山根社長は「時間がかかり大変だった」と振り返った。
 納品式では、山根社長が橋本さんにハンカチ九十一枚を手渡した。橋本さんは「もともと捨てられるブルーベリーが、こんなにきれいになった。これで、能登のブルーベリーがさらに有名になってほしい」と笑顔。六月下旬から、平さんの農園のオンラインショップで、ブルーベリーとセットで限定販売する。小売店での販売も検討し、価格は未定。

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