DeNA・今永がノーヒットノーラン達成 『投げる哲学者』日本ハム相手に快挙
2022年6月7日 20時31分
◇7日 交流戦 日本ハム0―2DeNA(札幌ドーム)
DeNAのエース今永が最速151キロの速球とカットボール、チェンジアップで日本ハム打線を翻弄(ほんろう)。無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成した。
「クリーンアップも機能していて、松本剛選手も高い打率を残しているし、つないでくる打線。打線にせず点で切れるようにしたい」
今永は日本ハム打線をそう分析していた。情報は十分頭に入れながらが「自分の調子が悪くない」と状態に胸を張った。最近2試合で150キロを超える球速をマーク。もともと多彩な変化球を持っており、宜野湾キャンプで発症した左前腕の肉離れからも完全復活。自信を持っての登板だった。
初回に先頭・野村をチェンジアップで中飛に打ち取ると、続くヌニエスを150キロで空振り三振、万波も149キロで空振り三振。上々の立ち上がり。走者は2回に日本ハムの清宮に与えた四球だけだった。
投げる哲学者と言われるほど自分の頭で投球を分析。もちろん体調管理にも細心の注意を払うが、最近は体調を良くする物質ミトコンドリアに着目。摂取に努めている。
読書家でもあるが時間がないため一計を案じた。動画投稿サイト「ユーチューブ」で本を要約して紹介するページをみつけ、車の中で流し、健康に役立つ情報の収集に余念がない。
DeNAは9回2死一、二塁で宮崎が右中間を破る決勝の2点二塁打。今永の快挙を後押しした。
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