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千日手2度の大激闘…藤井聡太棋聖タイトル戦連勝13でストップ【棋聖戦五番勝負第1局】

2022年6月3日 22時16分

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第93期棋聖戦五番勝負の第1局は千日手となり、対局室からいったん引き揚げる永瀬拓矢王座(奥)と藤井聡太棋聖(代表撮影)

第93期棋聖戦五番勝負の第1局は千日手となり、対局室からいったん引き揚げる永瀬拓矢王座(奥)と藤井聡太棋聖(代表撮影)

 藤井聡太棋聖(19)=竜王・王位・叡王・王将=に永瀬拓矢王座(29)が挑戦する「第93期棋聖戦五番勝負」第1局は3日、兵庫県洲本市で指され、なんと千日手が2度も成立する異例の展開となるなか、藤井が114手で敗れた。棋聖3連覇へ向けて白星発進はならず、タイトル戦での連勝は13でストップした。第2局は15日、新潟市で指される。
 両者は互いにリスペクトし合う研究仲間として知られるが、番勝負で相まみえるのは初めて。互いに相手の手の内を知り尽くすだけに、タフなシリーズになることは予想されていたが、まさにその通りの幕開けに。タイトル戦での2連続千日手は、2002年の第15期竜王戦七番勝負第1局・羽生善治竜王―阿部隆七段戦以来となった。
 終局後のインタビューで「全体として思わしい展開にできなかった」と振り返った藤井。「反省して次に臨みたい」と前を向いた。一方、初棋聖獲得へ好スタートを決めた永瀬は「先手が選んだ手に対応していく将棋となった」と会心の勝利に満足そう。「次はしっかり準備して先手番を生かしたい」と結んだ。
 角換わりとなった再指し直し局は、後手番ながら永瀬が研究の深さをうかがわせる力強い指し回しを披露。主導権を握ると、そのまま押し切る完勝劇だった。終局は午後9時42分。これで両者の対戦成績は藤井の7勝4敗となった。

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