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パン屋が教える「冷凍OK」 廃棄防止へ大垣の店表示、解凍法も解説

2022年6月3日 16時00分 (6月3日 16時05分更新)
家庭での廃棄防止のため「冷凍OK」のマークを付けたパン=岐阜県大垣市のベーカリー ツキアカリで

家庭での廃棄防止のため「冷凍OK」のマークを付けたパン=岐阜県大垣市のベーカリー ツキアカリで

  • 家庭での廃棄防止のため「冷凍OK」のマークを付けたパン=岐阜県大垣市のベーカリー ツキアカリで
  • 「パンは冷凍してもおいしく食べられることを多くの人に知ってほしい」と願う土屋清明さん=岐阜県大垣市のベーカリー ツキアカリで
 パンといえば焼きたて。そんな常識を打ち破る「冷凍OK」の表示を始めた店が、岐阜県大垣市にある。冷凍保存可能なパンを独自に調べ、来店客にも冷凍の方法を解説。廃棄防止が目的で、全国的にも珍しい取り組みだ。考案した店長は「これから暑くなり、パンが傷みやすい時期。冷凍すれば長くおいしく食べられるという考えが広まってほしい」と話す。
 大垣市の「ベーカリー ツキアカリ」では、店頭にある約五十種類のパンのうち、ドーナツ、フォカッチャ、フランスパンなど三十種類以上の値札に「冷凍OK」のマークを付けている。
 店長の土屋清明さん(44)とスタッフが店の全種類のパンで実験し、一般的な家庭用冷蔵庫と同じマイナス一八度で一週間冷凍した後、自然解凍して試食した。コロッケなどの総菜が挟まったパン以外は、味や質感が大きく変わることなく、おいしく食べられることを発見した。
 二〇一九年の店のオープン当初から、来店客に「このパンは冷凍できるのか」と聞かれることが多く、家庭内では冷凍が一般化している状況を知った。
 「売る側が自信を持って『冷凍OK』とうたえば、もっとたくさんのパンを長く楽しんでもらえるはず。家庭で捨てられて...

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