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地域密着 無料の相談室 介護、健康・・・「何でも聞いて」

2022年6月2日 05時05分 (6月2日 12時44分更新)
「介護と健康のよろず相談室」を開設する岡田成さん=石川県七尾市矢田町で

「介護と健康のよろず相談室」を開設する岡田成さん=石川県七尾市矢田町で

▼七尾の元診療所院長 毎週土曜に開設

 石川県七尾市内に四日から毎週土曜日に、誰もが無料で利用できる「介護と健康のよろず相談室」が開設される。三月末まで三十八年間営んだ診療所を後継の医師に引き継いだ岡田成(じょう)さん(82)が病気や介護、家族のことなど何でも相談に応じる。「地域密着で地域のため。これが開業医の使命」と力を込める。(稲垣達成、写真も)
 岡田さんは一九八四年八月、同市万行町に岡田胃腸科外科クリニックを開業。富山県側に位置する市内最東端の診療所の院長として地域医療を支えてきた。「外来診療をしていると、相談を受ける機会がものすごく多い。何でも相談できる場が必要だと感じた」。一線を退いたのを機に相談室を開くことを決心した。
 病気や体のことはもちろん、二〇〇〇年に介護保険制度が創設されると、介護関係の問い合わせも多くなった。「ワンストップで話をできることが大事」。高齢に伴い、診療所の後継者を本格的に探し始めた五年ほど前から、相談室の構想を温めていた。
 「利益どうこうではない。医療、福祉を地域として考えないといけない」。誰でも無料で利用でき、時間制限もなし。岡田さんが親身になって話を聞く。「地域への恩返し。医師として人の成長も衰えも見てきた。気軽に何でも聞いてほしい」と話す。利用者に応じて福祉施設、医療機関、行政サービスを受けることも助言する。
 相談室は原則として毎週土曜、岡田さんが会長を務める「能登福祉会」が運営する二つのデイサービスセンターで開く。第一、二土曜は「あっとほーむイースト」(大田町)、第三、四は「あっとほーむウエスト」(古屋敷町)で、午前十時〜正午。問い合わせは能登福祉会=電0767(53)8700=へ。

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