本文へ移動

深い友情 若い世代へ 七尾でモントレー市制250周年祝賀会

2022年6月2日 05時05分 (6月2日 14時21分更新)

モントレー市制250周年を記念して開かれた祝賀会=七尾市・和倉温泉の虹と海で

児童の太鼓披露やオンライン交流

 七尾市の姉妹都市、米モントレー市の市制250周年を記念した祝賀会が1日、和倉温泉の旅館「虹と海」であった。今年は7月30日に七尾マリンパークで3年ぶりに一大音楽イベント「モントレージャズフェスティバルイン能登」も開催予定。祝賀会参加者は、コロナ禍で途絶えていた交流を復活させ、友好関係を次世代に継承する決意を新たにした。 (稲垣達成)
 相互交流は、一九八六年夏に七尾の青年団が七尾港を活性化させようと、米・西海岸を経済視察で訪れたのが始まり。観光スポットとして定着した道の駅能登食祭市場が誕生するきっかけになった。中高校生の交換留学やホームステイなど交流を続け、七尾から累計約千人が海を渡った。九五年十二月に両市が姉妹都市提携を結んだ。
 モントレー市は二〇二〇年に市制二百五十周年。コロナ禍で三年越しとなった祝賀会はオンラインで両市をつないだ。関係を次世代に継承する思いを込め、能登島小学校五年生がビデオを通して島に伝わる伝統の「雨乞い太鼓」を披露したほか、英語でメッセージを伝えた。姉妹都市締結時に市長だったダン・アルバートさんと石垣宏さんが画面越しに近況を報告し合う場面もあった。
 七尾・モントレー友好協会の森山外志夫会長は「振り返ればマリンシティ構想を具現化できないか、と訪れたのが始まり。長きにわたり友情を育んできた。これからは若い人が中心となり関係をつなぎ、われわれはサポートしたい」とあいさつ。公務で欠席した茶谷義隆市長がモントレー市長に宛てた親書を楠利勝企画振興部長が代読した。
 祝賀会は同協会、モントレージャズフェスティバルイン能登開催理事会、七尾マリンシティ推進協議会が主催。昼と夜の部に計約三百人が参加した。

バーを改装した「モントレールーム」=七尾市・和倉温泉の虹と海で

恩返しのモントレールーム 「虹と海」バー改装

 会場となった加賀屋グループの旅館「虹と海」は、バーだった一室を「モントレールーム」に改装した。七尾・モントレー友好協会の小田禎彦名誉会長(加賀屋相談役)は「たくさん学ばせてもらったモントレーに恩返ししたい」と語り、モントレー市のアンテナショップとして活用する構想を明かした。

 モントレールームは入り口近くにあり、約二十席。昼は宿泊客以外も利用できる。モントレージャズフェスティバルの過去のポスターや両市の交流を示すTシャツなどを飾るほか、モントレーワインの販売も検討。小田名誉会長は「モントレーとの交流で能登を活性化できたら」と期待した。

関連キーワード

おすすめ情報

石川の新着

記事一覧