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四日市大と芸人らコラボでプリン開発 高齢者も安心のおやつに

2022年6月1日 05時05分 (6月1日 15時30分更新)
みんなの和プリンを開発した田中さん(下段中央)らプロジェクトメンバー=四日市市萱生町の四日市大で

みんなの和プリンを開発した田中さん(下段中央)らプロジェクトメンバー=四日市市萱生町の四日市大で

 地域活性化やSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指し、四日市大(四日市市萱生町)とよしもと芸人が中心となって高齢者向けのプリンを開発した。県内産のアオサやかぶせ茶を使い、滑らかなのど越しに仕上げ、のみ込む機能が低下している高齢者も安心して食べられる商品に仕上げた。三十一日、四日市大で商品発表会があった。(片山さゆみ)
 地方の盛り上げを目指す吉本興業の「住みます芸人」として、お笑いコンビ「オレンジ」の田中哲也さん(43)=四日市市出身=が二〇二〇年から三重県で活動している。市中心部の商店街にある「中入道」の人形をきっかけとしたPRを模索していたところ、四日市大の松井真理子教授と知り合い、コラボすることに。中入道の好物をテーマとしたお菓子で、SDGsの三番目のゴール「すべての人に健康と福祉を」の観点から、高齢者向けの商品を作ることになった。
 プロジェクトには、十六人の学生が参加。のどに詰まらず、食べやすいお菓子としてプリンを考案し、試食を重ねた。製造は障害者等の就労支援をしているNPO法人市民社会研究所・伊勢おやき本舗(同市)が担った。ラベルのデザインは四日市商業高校の生徒が担当し、味は高齢者福祉施設を運営する名古屋市の会社「Plus Fukushi」が監修した。
 完成した「みんなの和プリン」は、きなこ、抹茶、あおさみるく、黒ごま、こしあんの五種類で、牛乳の代わりに豆乳を使っており、カロリー控えめ。四日市大三年生で志摩市出身の東山雅幸さん(20)は「志摩産のアオサのおいしさを皆に知ってもらいたい」と意気込む。
 田中さんは「名前には、和風のほかに、皆の和、という思いも込めた。高齢者だけでなく、子どもから大人までおいしいと思ってもらえるプリンができたのでPRしていきたい」と力を込めた。
 プリンは高齢者施設での展開を予定しているほか、四日市市諏訪栄町のカフェ「スプラウト」で六月下旬から販売予定。一個百五十円。

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