【リゾートトラストレディス】逃げ切りVの小祝さくら「優勝したら買おうと決めていた」のは10体の…
2022年5月29日 18時35分
◇29日 女子ゴルフ リゾートトラストレディス最終日(山梨県上野原市・メイプルポイントGC)
単独首位でスタートした小祝さくら(24)=ニトリ=が苦しみながらも2バーディー、1ボギー71とスコアを伸ばし、通算17アンダーで逃げ切り優勝を飾った。昨年8月CATレディース以来の今季初、ツアー通算7勝目。全米女子オープン(6月2~5日、ノースカロライナ州、パインニードルズ・ロッジ&GC)へ向け、30日午前に米国へ向かう。2打差の15アンダー2位に菅沼菜々(22)=あいおいニッセイ同和損保、サイ・ペイイン(台湾)、14アンダー4位に桑木志帆(19)=岡山御津CC=が入った。
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最後は2打差の逃げ切りで小祝が優勝を決めた。しかし最終日の18ホールは思った以上に苦しかった。「優勝争いっていつもあっという間に終わってしまうイメージだったんですけど、今日はタフですごい長く感じた一日でした」
前日の64で、2位のサイに2打差をつけてスタートしたが、1番パー5からアプローチミスが出た。第2打でグリーン奥エッジまで運びながらバーディーが奪えない不穏な滑り出し。3番から3度にわたりサイに追いつかれた。「サイさんも(桑木)志帆ちゃんもナイスプレーで私も頑張らなきゃと思ってたけど、焦ってたのかなとも思う」と前半を振り返った。
勝利の決め手となったのは、13番パー4でのバーディー。7メートルの「1カップほどスライスするライン」を前に「昨日はこういうパット、うまくラインを読んで決められた。そのイメージをしっかり持って打てれば大丈夫」と自身を鼓舞。すんなり沈めて通算スコアを17アンダーに。今季初優勝を逃がさなかった。
30日に米国へ向け出発する。「優勝したら買おうと決めていた」ものがあると明かした。なんと10体のクマのぬいぐるみだという。「ケアベア、っていうキャラクター商品なんですけど、2週間前ぐらいから欲しくて。今週から3番ウッドのヘッドカバーにも使ってます。全米にも連れて行きます」。実は自宅は「ぬいぐるみだらけ」なのだと初告白した。
2020年12月以来の全米女子オープン参戦。「前回予選落ちだったので、まず予選通過が目標で、その後はそこから考えたい。米ツアーで古江彩佳ちゃんたちが活躍してるのを見て、すごく刺激をもらってます」という。自身がユーチューブで見つけ契約を結んだ吉田直樹コーチ(43)と紫色の“ベストフレンドベア”に力を借りて、世界の大舞台でもV争いだ。
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