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利賀ダム 転流工トンネル着工 水流を切り替えへ

2022年5月29日 05時05分 (5月29日 11時56分更新)
くわ入れで工事の安全を祈願した綿貫民輔会長(前列左から3人目)ら=砺波市内で

くわ入れで工事の安全を祈願した綿貫民輔会長(前列左から3人目)ら=砺波市内で

▽長さ453メートル、幅4.2メートル

 利賀ダム(南砺市利賀村)の転流工トンネル着工式が二十七日、砺波市内のホテルであった。ダム本体工事の二〇二四年度の着工を目指し、利賀川の水流を切り替える工事が本格的に始まる。二三年度に完成見込み。
 転流工は利賀川でダム本体を建設する場所に水が流れないように、バイパス用の仮排水路トンネルを整備し、河川水の流れを切り替える工事。トンネルは長さ約四百五十三メートル、幅四・二メートル。
 式では国土交通省の吉岡幹夫技監や利賀ダム建設促進期成同盟会の綿貫民輔会長がくわ入れし、工事の安全を祈願した。新田八朗知事、県内選出の国会議員、同盟会を構成する県西部五市の首長ら関係者約七十人出席した。
 吉岡技監は「安全安心を確保し、地域の発展につながる利賀ダム建設事業を着実に進める」と式辞。綿貫会長は「住民の安心安全のための極めて重要な事業。早期の完成に最大限、努力する」とあいさつした。南砺平高校郷土芸能部がこきりこ節と麦屋節を披露した。
 ダムは二〇三一年度の完成を予定している。事業費は約千六百四十億円。
 期成同盟会の総会が同日あり、新設した会長代行に野上浩太郎参議院議員、橘慶一郎衆議院議員、堂故茂参議院議員を選んだ。(武田寛史)

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