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「疲労?…そんなこと言ってられないです」27ホール回った河本結、生き生き4位浮上【女子ゴルフ】

2022年5月28日 20時19分

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第3日、5番のティーショットを放つ河本結

第3日、5番のティーショットを放つ河本結

◇28日 女子ゴルフ リゾートトラストレディス第3日(山梨県上野原市・メイプルポイントGC)
 前日サスペンデッドとなった第2ラウンドの残りを消化後、引き続き第3ラウンドが行われた。5月に入って復調傾向を見せている河本結(23)=リコー=が1イーグル、4バーディー、ノーボギーの66をマーク、通算10アンダーの4位に浮上した。大会コース記録タイの64で16アンダーまで伸ばし、首位を快走する小祝さくら(24)=ニトリ=に最終日、一泡吹かせることができるかどうか。14アンダーの2位にサイ・ペイイン(台湾)、11アンダー3位に桑木志帆(19)=岡山御津CC=が続いている。
   ◇   ◇
 午前6時45分に競技再開、合計27ホールをプレーして、ホールアウトは16時半。そんな一日の終わりにも、河本は「疲労?…そんなこと言ってられないですよ。とにかく4日間72ホールやりたかったし、変則日程も米ツアーで何度も経験済み。大会関係者のみなさんに感謝です」と生き生きとした表情を見せた。
 第3ラウンドのスタートは1番パー5で残り220ヤードをピン右5メートルに2オンさせてのイーグル発進。ノーボギーのまま8、11、13番でバーディーを追加し、最終18番パー5も「グリーン左手前から完璧なロブショットが打てた」と自画自賛のアプローチでピン奥2メートル弱に止めてバーディーフィニッシュ。今季自身初、V戦線での最終日突入となった。
 そもそも黄金世代ナンバーワンと言われるテクニックの持ち主。2018年の下部ツアーで4勝を飾り、同賞金女王にもなった。19年のアクサレディスでレギュラーツアー初Vの後、20年から米ツアーを主戦場に選んだ。しかし「環境になじめなかった。当たり前の違いでゴルフに熱く向き合えなくなって。甘かった」と昨年5月日本に戻った。待っていたのはゴルフ人生最悪のスランプ。昨季はポイントランク53位で、なんとか今年前半戦の出場権を確保した。
 「昔に戻すか、新しいスイングに取り組むか、いろいろやって今季開幕を迎えたのに全く駄目。このままじゃ終わると思った。4月、弟(男子プロの河本力)に頭を下げて教えてもらうようになりました」と河本。「インパクトゾーンを長く。フォローは小さく」のスイングが今、7割ほど仕上がってきたという。「自分らしさ、自分のゴルフが戻ってきたというか、成長した私のゴルフを確立できてる感覚がある」と言う。
 6打差でトップに立つのは、ジュニア時代から切磋琢磨(せっさたくま)してきた同じ黄金世代の小祝。「『私が上位にいないと盛り上がらないでしょ!』と自分自身を洗脳してプレーしたい」と河本は最終日の猛チャージを誓った。

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