慶大が先勝、プロ注目の萩尾匡也がリーグトップタイ4号で逆転 監督ノルマの5発に王手【東京六大学野球】
2022年5月28日 20時02分
◇28日 東京六大学野球 第8週第1日 慶大7―2早大(神宮球場)
慶大が先勝した。プロ注目の萩尾匡也外野手(4年・文徳)が2回にリーグトップタイの4号逆転2ランを放ち、主将の下山悠介内野手(4年・慶応)が4回にソロ本塁打でリードを広げた。救援で4イニングを無失点の橋本達弥投手(4年・長田)が防御率でリーグ1位に立った。早大は、ドラフト候補の蛭間拓哉外野手(4年・浦和学院)が1回先頭で今季1号を放った。
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長打力も増した4番が逆方向の右翼に放り込んだ。慶大の萩尾が1点先取された直後の2回2死一塁で、早大の加藤の直球を仕留め、チームの後輩の広瀬に並ぶ4号逆転弾。打点も14としてリーグ1位の明大の上田にあと1点とした。「右に打つのは、去年の秋に神宮大会でも打って自信になっている。監督命令のシーズン5本にもあと1本になりました」
センター方向を心がけながら、タイミングが遅れたときはリストの強さで逆方向に押し込めるのが大きな魅力。堀井監督も「秋ごろから芯に当たらなくてもホームランにできるようになったのは正木(ソフトバンク)とか広瀬以上のものがある」とほめた。シーズン前にノルマとして伝えた5本塁打にもリーチ。萩尾は「目の前のボールをしっかり打っていきたい」と力を込めた。
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