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【中日】大野雄「俺とお前は真っすぐで押していかないとアカンねんで」後輩に見せた力投

2022年5月28日 06時00分

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オリックス―中日 ヒーローインタビューを終えて、笑顔でスタンドに手を振る大野雄

オリックス―中日 ヒーローインタビューを終えて、笑顔でスタンドに手を振る大野雄

◇27日 オリックス1-4中日(京セラドーム大阪)
 エースと4番が連勝に導いた。中日は27日、オリックス戦(京セラドーム大阪)に4―1で快勝。先発・大野雄大投手(33)は完封こそ逃したが1失点完投で3勝目。ダヤン・ビシエド内野手(33)の先制2ランも飛び出した。主役の活躍で昇竜ムードが一気に高まってきた。
 マウンドを守り切ったエースには、笑顔の幕切れが最高に似合っていた。大野雄が9回に1点を失って完封こそ逃したものの、昨季のパ・リーグ覇者を相手に今季最多132球の完投で3勝目。立浪竜初の交流戦連勝の主役になった。
 2点リードの5回終了後、立浪監督から「どこまで行ける?」の問い掛けに「あと3イニングくらい」と答えていた。6回に4―0となった時点で、完投へ上方修正。今季最長だった連敗を7で止めて、一夜明けての移動ゲーム。「(前カードの)西武戦で投手をたくさん使っていて、最後まで行かないとアカンと思いました」と自らに課したミッションを完遂した。
 初回と最終回に最速の149キロ。持ち味の力勝負を信じ抜いた。昨季のパ本塁打王・杉本を4打数無安打1三振に封じた。背中を見せたい相手がいた。同じ左腕の小笠原の手本になるべく、腕を振った。
 前回登板でKOされた後輩に「俺とお前は、真っすぐで押していかないとアカンねんで」と語りかけた。「Cマークも付いてますし」。投手キャプテンとしての責任感が力になった。
 交流戦はこれまで通算24試合に登板して10勝8敗、防御率3・35と白星先行。敵地では指名打者制で、投球に集中できるプラスもあって印象は得意だったが、シーズンの交流戦初戦は8試合で2勝5敗。特に2017年から5連敗中と、出だしでつまずく形が続いていた。壁を一つ越え、勢いづいたのは間違いない。
 6日阪神戦(バンテリン)の29人パーフェクト&10イニング完封勝利から2試合続けて、白星を逃した。前回登板の20日の広島戦(マツダ)は、今季最短の4イニング5失点で黒星。長女の誕生日でもあった。立て直して、1週間遅れのプレゼントを敵地でゲットした。

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