中日 立浪監督「あまり足の速くない三ツ俣が俊足に見えました」古巣相手の初ヒット・初打点評価
2022年5月28日 06時00分
◇27日 オリックス1-4中日(京セラドーム大阪)
途中出場の元オリ戦士・三ツ俣が、古巣相手の初ヒット&初打点に加えて、好走塁でも魅せた。5戦連続ベンチスタートとなった背番号37のハッスルに立浪監督はご満悦。「燃料切れしていたんですけれど、休んで燃料が入ったかも分からないです」とニンマリした。
出番は4回の守備から。先発した石川昂が退いたため、グラウンドへ飛び出した。第1打席は2点リードの6回1死二塁。オリックス先発・田嶋の速球を右翼線へはじき返した。「後ろにつなぐ気持ちが、いい結果になってくれました」。二走・鵜飼をホームへかえす適時二塁打を放った。
相手の隙も突いた。続く阿部の中前打で三塁へ。中堅手がもたつく間に本塁を陥れた(記録は野選)。三ツ俣は「三塁を回った時に中堅手がボールを持っていました。三塁コーチャーズボックスの大西(外野守備走塁)コーチの『行け!』の声が聞こえて思い切って走りました」。指揮官は「あまり足の速くない三ツ俣が俊足に見えました。あの1点は大きかったですね」とコメント。4点差とする本塁を陥れた。
2011年にドラフト2位入団し、14年7月末に岩崎恭とのトレードで竜に加入した。
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