兄弟タッグでダービー挑戦、青葉賞馬プラダリア「すごくいい」池添学師自ら万全の仕上がり確認【競馬】
2022年5月27日 17時15分
◇第89回日本ダービー(G1・29日・東京・芝2400メートル)
青葉賞Vからのダービー制覇を目指すプラダリアは27日、池添学師自らが騎乗し、栗東Pコースをゆったりとコースを周回。落ち着いた様子で調整を終えた。
「すごくいい感じ。落ち着いていて、ここに来てさらに力を付けたんじゃないかというどっしり感がありました。コーナーで反応も確かめることができたし、オンオフがはっきりしている」と満足げに振り返った。
デビュー戦、2戦目と2000メートルで2、2着と勝ち切れなかったが、2400メートルに距離延長した2走前の阪神未勝利戦で圧勝。そして前走の青葉賞でダービー切符をつかんだ。メンバー中、今回と同じ2400メートルで勝っているのはこの馬だけ。しかも2勝を挙げているのは大きな強みだ。
「2000メートルでの内容は距離が足りないかな、と思わせるものでした。それで未勝利戦は2400メートルに。それで青葉賞に、となったんです」
昨年のヴィクティファルス(14着)に続く、兄・池添謙一騎手、弟・池添学師という兄弟タッグでのダービー挑戦。だが、指揮官に気負いはない。「本当に順調すぎるほど順調にきましたから。この中間はカイ食いもずっといい」。万全の仕上がりで挑む頂点の座。青葉賞出走組で初となるダービーVへ。あっと言わせる態勢は整った
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