グランパスが債務超過 21年度末時点で約3億円 特例で『J1クラブライセンス失効』基準の対象外に
2022年5月26日 18時19分
Jリーグは26日、2021年度末時点の加盟57クラブ中、3月末決算の柏、湘南、磐田を除く54クラブの経営情報を開示し、名古屋グランパスを含む10クラブが、負債が資産を上回る債務超過にあることを発表した。
Jリーグのクラブライセンス制度財務基準では、債務超過になるか3期連続で赤字になるとJ1、J2クラブライセンスを失う。ただし20、21年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う特例措置が適用され、基準の対象外となる。22年度からは特例措置が猶予期間に入り、債務超過になったクラブは超過額を増加させてはならない。また、22年度からは3期連続赤字のカウントも再開される。
リーグが公開した経営情報では、グランパスは2021年度決算で3億3900万円の赤字となり、2億9600万円の債務超過。22、23年度の決算で債務超過額が前年度から増加した場合、または22年度以降に3期連続で赤字を計上した場合は翌年に下位リーグ所属となり、J3所属の場合は勝ち点10を減点される。クラブによれば21年度の債務超過額は見込まれた数字の範囲内で、22年度以降の基準クリアへ向けて改善する計画を立てている。
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