【MLB】鈴木誠也、4人しかいない「バレル率とスプリントスピードの両方で上位10%以内」光る走塁で貢献
2022年5月26日 16時20分
◇25日(日本時間26日)MLB レッズ4ー3カブス(シンシナティ)
カブスの鈴木誠也(27)は「3番・右翼」で先発出場し、3打数1安打、1得点。四球と三振も1つずつだった。チームは惜敗し、3連勝で止まった。
地味ながら光る2度の走塁で、鈴木が魅せた。まずは右前へのポテンヒットで出塁した1回。直後にハップが放った左越えの二塁打で、判断良く一塁から長駆2点目のホームイン。このプレーの直前、試合を中継した地元放送局マーキーSNが「今季のカブスは『単打で2進塁以上』か『二塁打で3進塁以上』の確率が46%で、これはリーグ3位」と、積極走塁が奏功していると紹介したばかりだった。
鈴木は6回も四球を選ぶと、1死からの浅いフライを中堅手が地面ぎりぎりでスライディングキャッチした際、きっちり打球の行方を見極めてから全力疾走で一塁に帰塁。並の走者ならば併殺もあり得たシーンで、同局のシアンビ実況は「誠也のheads―up(際立った)プレーです」と称賛した。
高い走力を示すデータとしては、大リーグ公式サイトのラングス記者はこの日、「大リーグ全体でバレル率とスプリントスピードの両方とも上位10%以内の選手は4人しかいない」とツイートし、その一人に鈴木を挙げた。他の3人はトラウト(エンゼルス)、バクストン(ツインズ)、チゾム(マーリンズ)。「バレル」とは、打率8割以上で長打になりやすい98マイル(158キロ)以上の打球初速と射出角度の組み合わせだ。
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