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ワクチン、相次ぐ大量廃棄 3回目接種低調、活用しきれず

2022年5月26日 05時05分 (5月26日 05時06分更新)
 新型コロナウイルスワクチンの3回目を巡り、活用しきれないうちに在庫分が使用期限を迎え、大量に廃棄せざるを得ないケースが今月、各地で相次ぐ。背景には、接種率の伸び悩みなど複数の要因が絡んでいるとみられる。25日に4回目の接種が始まる中、ワクチン調達の在り方が問われそうだ。 (福本英司)
 「捨てるのはもったいないが、どうしようもない」。愛知県春日井市の担当者は漏らす。今月二十日と二十四日に計二万一千回分に上るワクチンが期限を迎え、廃棄する。さらに市内の医療機関では、七千五百回分の廃棄を見込むという。
 いずれも廃棄されるのは米モデルナ製だ。市では集団接種でモデルナ製と米ファイザー製を使っていた。だが「二回目までファイザーを打ったので、三回目もファイザーで打ちたいという人が多かった」と担当者。
 加えて、本来は九カ月ある使用期限が、国から届いた段階で残り三カ月しかなかったという。輸入後に国が保管していた期間が長期化していたとみられる。同市は県に、余剰分を他の自治体に配分してもらうよう依頼。しかし「どこも同じような状況なのか、引き取り手がなかった」と話す。
 同県では豊橋市でも一万八千七百回分が二...

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