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元阪神の日本一戦士・福間監督率いるカナフレックスが快勝発進「最高のゲーム」【都市対抗近畿2次予選】

2022年5月26日 06時00分

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ホームインした4番の古和田をベンチで迎えるカナフレックスの福間監督(左)

ホームインした4番の古和田をベンチで迎えるカナフレックスの福間監督(左)

◇25日 都市対抗野球近畿地区2次予選 第1代表1回戦 カナフレックス6―1マツゲン箕島硬式野球部(大阪シティ信用金庫スタジアム)
 元阪神のV戦士が都市対抗出場に向けて、快勝発進した。今年からカナフレックス(滋賀県東近江市)の指揮を執るのは福間納監督(70)。チームは14安打を放って先制、中押しと着実に加点。投げては先発の大西健太投手(29)=東日本国際大=が8イニングを1失点にとどめた。
 「勝因は大西の踏ん張りやね。最高のゲームじゃなかったかな、と思います」
 記者の取材には、現役時代から変わらない軽妙な語り口で応える。ユーモアにもあふれ、3安打2打点と活躍した新人で左打ちの古和田仁内野手(22)=創価大=に「4番しかない打者。ちゃんと打ってくれる。顔を見たら鈴木誠也(カブス)に似ているから、セイヤと呼んでる」と笑みを浮かべた。
 1985年に日本一となった阪神のセットアッパー左腕だった。島根県出身で、大田高では春のセンバツ大会に出場。卒業後は松下電器(現パナソニック)に入社し、1978年までに8度の都市対抗出場を果たした。「伝説の豪腕投手」と称される山口高志投手が入社すると、打撃を買われて1年間だけ外野手を務めた経験もある。
 プロ入りは27歳と遅かった。1978年度ドラフト1位でロッテに入団。81年途中に阪神へトレード移籍し、83年には最優秀防御率のタイトルを獲得。84年には当時のセ・リーグ記録となる77試合登板。85年は58試合8勝5敗1セーブで優勝に貢献した。
 90年限りの現役引退後は阪神、オリックスでコーチを務め、女子プロ野球の監督を務めた時期もある。
 ロッテ時代から親交のあった高橋二三男さんがチームの投手コーチや顧問を務めていたが、今年亡くなった。ベンチには遺影とユニホームを飾って戦った。「誰かのために、と言ってくれるのがうれしいんよ」と古希を過ぎた福間監督。44年もの歳月をへて、懐かしい思い出に満ちた舞台を目指す。

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