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全日本空手 連覇の快挙 金沢の高3・渡辺選手

2022年5月26日 05時05分 (5月26日 09時55分更新)
大会で優勝した渡辺小春選手=金沢市西泉で

大会で優勝した渡辺小春選手=金沢市西泉で

▽フルコンタクト選手権
 「次は無差別級でVを」

 大阪市内で21、22の両日に開かれた直接打撃する空手の国内最高峰の大会「全日本フルコンタクト空手道選手権大会」で、武奨館(金沢市西泉)の渡辺小春選手(17)=金沢北陵高3年=が女子重量級(63キロ以上)で優勝し、大会2連覇を果たした。渡辺選手は「優勝できてほっとした。次は(体重による階級分けのない)無差別の試合で優勝したい」とさらなる高みを目指す。 (岩本雅子)
 大会には、全国から約三百八十人が出場。男女各五階級ずつ行われた。渡辺選手は一五五センチと重量級では小柄だが、軽量級の選手並みの軽やかさとスピードを持っている。全体重をかけた、重たく速い突きが最大の武器だ。
 昨年の大会では、最年少優勝という快挙を成し遂げたが「常にチャレンジャーとして大会に挑んでいる」と渡辺選手。決勝戦は昨年と同じカードで、大会中で唯一延長戦にもつれ込んだ。「気力で負けない」。リベンジに燃える相手をはね返した。
 体重や食事の管理も徹底した。昨年秋に体重が増え、体が重く動きが鈍くなってしまった反省があるからだ。「最大時より八キロ落とした。軽くなって動きやすくなった」と話す。
 大会直前にはトラブルもあった。三週間前、稽古中に左手中指を骨折してしまう。「自分の責任だけど、ショックだった。稽古の追い込みができず、大会では体力がなかったなと感じる」と振り返る。
 武奨館の吉村裕館長(58)は「小春(渡辺選手)は日本代表になれる選手。世界で活躍するために、謙虚な気持ちで稽古してほしい」と期待した。

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