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左投手のけん制 見極めるコツは

2022年5月25日 05時05分

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 【質問】試合で盗塁のサインが出たとき、左投手だったのでスタートが切れませんでした。プロの選手は、左のときもスタートを切っています。けん制を見極めるコツなどがあるのですか。 (埼玉県春日部市 H・M君=中3)
 【答え】プロの選手でも、左投手のときはなかなかスタートが切れないものです。ただ、スコアラーのデータなどが豊富で、クセや特徴も研究しています。ビデオを何百回も見て、一塁けん制と打者に投げるときの違いも探しています。中学の場合は、めったに対戦しない相手を知る資料も少ないでしょう。対応策を教えます。
 一塁走者になったら普通より大きめのリードをとって何度もけん制を投げさせましょう。このとき、一塁コーチだけではなくベンチの選手も含めて全員で投球とけん制の違いを見つけるようにしてください。プロが基準にしているクセが出やすいポイントは、頭、首、あご、肩、肘、膝、足、足幅、スパイクの角度、上体の傾き、グラブの位置などです。足幅やグラブの位置などの違いは意外と簡単に発見することができます。けん制の回数は必ず1度だけだとか、2度するなども観察してください。相手バッテリーの特徴をつかむことも大事です。
 質問にある左投手の場合ですが、けん制のときに踏み出す足の角度は45度が目安といわれているのは間違いなので、気をつけてください。左投手は打者へ投げるときは走者を見ながら投げ、けん制のときは逆に打者を見ながら投げることが多い傾向があるのも覚えておくといいでしょう。(慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
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