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災害に備える 湖西市で合同訓練

2022年5月25日 05時05分 (5月25日 05時07分更新)
土のう袋に砂を詰める参加者ら=湖西市吉美で

土のう袋に砂を詰める参加者ら=湖西市吉美で

  • 土のう袋に砂を詰める参加者ら=湖西市吉美で
  • チェーンソーで丸太を切る参加者ら=湖西市吉美で
  • ロープを使って壁を降下する湖西署員ら =湖西市古見で
  • 救助隊員(左)の指導を受けながらエンジンカッターを使う湖西署員=湖西市古見で
 コロナ禍が落ち着いてきたことから、湖西市と市消防団が三年ぶりに水防訓練を再開。湖西署と市消防本部は昨年に続き、災害時を想定した合同訓練をして市民の安全確保に向けて取り組んだ。 (桜井祐二)

◆3年ぶり、梅雨前に

 市と消防団の水防訓練は同市吉美の湖西浄化センターであり、市職員と消防団員計八十二人が土のうの作り方やチェーンソーの扱い方を学んだ。
 土のう作りでは、参加者がシャベルで砂をすくい、土のう袋に入れて、ひもで縛っていった。作った土のうを効率よく積んでいく方法も学んだ。
 チェーンソーの扱い方は市消防署員から学び、エンジンのかけ方やロックの仕方などの指導を受けた。ゴーグルやヘルメットを着用して、チェーンソーのエンジンをかけ、丸太の上方や下方から刃を当てて切る訓練をした。
 訓練に先立ち、影山剛士市長は「コロナ禍ではあるが、災害はいつやってくるか分からない。市民の安全を守れるようにしたい」と訓示した。水防訓練は、梅雨の前に毎年行っているが、コロナ禍で昨年と一昨年は規模を縮小し、市職員がチェーンソーの扱い方を学ぶにとどめた。

◆ロープで壁降下訓練 

 湖西署と市消防本部の合同訓練は二十四日、同本部で行われた。湖西署員十七人が、消防署救助隊員ら八人から指導を受けながら、エンジンカッターとチェーンソーの扱い方、ロープの結び方、ロープを使って約八メートルの壁を降下・登坂する訓練をした。
 エンジンカッターとチェーンソーの扱い方では、署員たちが点検の方法やエンジンのかけ方を聞いた後、金属パイプを切断したほか切り込みを入れたり丸太を切断したりした。
 ロープの結び方では、人や資材をつなぐ手順やロープ同士を結ぶ方法も学んだ。
 壁の降下では、ロープを伝いながら慎重に降りていた。登坂では、ロープに力を込めて垂直に切り立った壁を登っていった。
 湖西署の佐々木晴彦署長は「警察と消防は知っているようで知らないことが多い。災害現場では一緒になるので、いろんな所で連携していきたい」と話した。昨年湖西署が消防本部の近くに移転したことで、連携を強化しようと合同訓練が始まった。

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