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歌舞伎座初上演「風の谷のナウシカ」に出演の尾上菊之助「私ならではのクシャナに」

2022年5月24日 19時52分

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解禁されたポスターと尾上菊之助(右)、中村米吉

解禁されたポスターと尾上菊之助(右)、中村米吉

 歌舞伎座の「七月大歌舞伎」第三部「風の谷のナウシカ」に出演する尾上菊之助(44)と中村米吉(29)が24日、東京・歌舞伎座で行われた取材会に出席した。2019年に新橋演舞場で新作歌舞伎として初披露された「ナウシカ」は歌舞伎座では初上演となる。
 原作はスタジオジブリの宮崎駿監督が1982年に雑誌連載を開始し、13年をかけて完結させた大作漫画。初演の際には、原作の映画では描かれなかった部分も含めて壮大な世界観を再現しつつ、古典歌舞伎の要素も取り入れたことで人気と話題を呼んだ。今回は物語の前半部分に当たる、皇女クシャナに焦点を当てた「白き魔女の戦記」を上の巻として上演する。
 前作でナウシカを演じ、今作では気高き皇女クシャナを演じる菊之助は「二演、三演と重ね、演じる人が変わることで役が深まるということが、古典歌舞伎でなされてきた。再演するならば歌舞伎として深めていきたいと思った」と話し「衣装やカツラも少しずつ変えている。化粧のテストをしているんですが、米吉のナウシカがまたかわいい。クシャナも和のテイストを入れ、私ならではのクシャナにしていく」と意気込みを語った。
 ナウシカを務める米吉は「前回、菊之助お兄さんが演じたナウシカ。自分のエッセンスを振り掛けていきたい。軍人のクシャナと少女のナウシカ、お兄さんとまだまだ未熟な私。等身大なところが似通っていると思うので生かしていきたい」と語り「かわいいと言っていただけましたが、お化粧についても今、絶賛迷子中。どうにかゴールにたどり着きたい」と試行錯誤の心中を語った。
 また菊之助は「クシャナを通して自分がどれだけ成長できるか。役者は一生修業だと思うし、成長していきたいと思っている。(クシャナとも米吉とも)お互いを映す鏡として切磋琢磨(せっさたくま)して成長していきたいと思う」と力を込めた。

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