静岡出身の宇佐美菜穂、熱海の土石流被災小学校で読み聞かせ「元気をもらったのはこちら側でした」
2022年5月24日 16時16分
女優の宇佐美菜穂(33)が24日、2021年7月に土石流災害があった静岡県熱海市を訪れ、市立伊豆山小学校で「メサイア」「トッカン」シリーズなどで知られる小説家の高殿円さん、俳優山本真嗣(39)とともに本の読み聞かせを行った。
4カ月間、校舎が使えなくなるなど苦労を重ねた子供たちにエールを送ろうと、静岡県浜松市出身の宇佐美が高殿さんらのボランティア活動に賛同、参加した。千葉県を中心にアクションヒーローとしても活動している山本は高殿さんとともに19年に台風被害を受けた同県館山市の小学校や保育園に児童書寄贈や戦隊ショーを開催するなど貢献を続けている。今回も高殿さんの著書を含む児童書130冊を寄贈した。
宇佐美はこの日の活動後、「初めて絵本の読み聞かせをさせていただきました。子どもたちに笑顔と元気と思い出を! そう思って行きましたが、直接会って本をキラキラした目で見て盛り上がる子どもたちから元気をもらったのはこちら側でした」と感慨深げに語った。その上で、「私自身静岡県の皆さんに育ててもらった、そんな思いが強くあり、いつかどんな形でも恩返しができたらなと考えてきました」と重ねた。
高殿さんは「学生の頃、神戸で被災したので、災害地の子どもたちへの継続的な支援の必要性を感じていました。館山の台風被害でも角川書店さんに協力していただき、市内の小学校に本を寄贈することができました。今後も本の支援等をコツコツ続けていきたいです」と語った。
山本も「本の寄贈を何度も行ってきましたが、最初は探り探りだった子どもたちが心を開き、笑顔を見せてくれるさまは何事にも変えられない感動がある。微力ながら一つでも多くの笑顔を生む活動を心掛けていきたい」とやりがいを説明した。
慶大競走部出身の宇佐美は昨年の東京五輪・パラリンピックのボート競技でタワーアナウンスも担当、アシックスのランニングナビゲーターも務めており、「今度は駆けっこ教室などスポーツで子どもたちと交流し、お役に立てれば。今後もこういった活動を通じて子どもたちの笑顔で静岡県を、世界を、明るくしていってほしいなと思いました!」と強調した。
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