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【Dr.sサロン】中高年帯状疱疹が増加  

2022年5月24日 05時05分 (5月24日 10時20分更新)
 帯状疱疹(ほうしん)が増えてきています。過去に水痘(水ぼうそう)にかかった人の神経の中にウイルスが潜伏し、体の抵抗力が下がったときなどに再び活性化して症状が出ます。以前は周囲の子どもが水痘になった際に少量のウイルスを吸い込むことで、自分の中の免疫が再活性化していました。
 しかし、二〇一四年に小児の水痘ワクチンが定期接種になったことから、子どもの水痘が減少。それに伴って高齢者の水痘ウイルスへの抵抗力が弱まったことが、帯状疱疹が増えている理由です。
 水ぼうそうにかかったことがあれば誰でも帯状疱疹になる可能性があり、八十歳までに三人に一人がかかるといわれています。症状としては、体や顔の左右半分にチクチクとした不快な痛みを感じ、徐々に水膨れのある発疹が出ます。発疹は二週間前後でかさぶたになり治ります。痛みが強くて落ち込むことや、高齢者の場合は体を動かすのがつらくて足腰が弱ることもあります。痛みは発疹がなくなった後も続くことがあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれます。
 治療は、抗ヘルペスウイルス薬を飲み軟膏(なんこう)を塗ります。痛いときは痛み止めの薬の服用も。発疹が出てから早めに抗ウイルス薬を飲む...

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