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オグリキャップ、シンボリルドルフ…偉大な競走馬の足跡がJRA博物館でよみがえる

2022年5月24日 06時00分

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オグリキャップ=1990年

オグリキャップ=1990年

◇記者コラム「ターフビジョン」
 東京競馬場内にあるJRA競馬博物館で、企画展と特別展が同時展開されている。一つは「オグリキャップ―今甦る芦毛の怪物―」(10月2日まで)。これはまさに今年のJRAのキャッチコピーである「HERO IS COMING.」というような内容。競馬を変えた偉大な競走馬の足跡が、映像、パネル、記念品などでたどれる。印象に残ったのは、オグリへのファンレターの展示。所属先の瀬戸口厩舎宛てに届いたハガキには「あなたが馬場に現れるのを待ち焦がれています。(中略)再び夢を与えてください。あなたらしい豪快な走りを見せてください」など深い思いが込められた言葉が。競馬ファンでない人にも競馬を広く認識させたヒーローの偉大さを強く感じた。
 もう一つが「肖像画に生きる永遠の名馬たち」(8月28日まで)。こちらは、画家の長瀬智之さんが四半世紀に渡って描いてきた名馬たちの絵画展。まず出迎えてくれるのがシンザン、シンボリルドルフ、ディープインパクトが一枚の絵に収められた「五冠馬」。時空を超えて3頭が同居する作品は圧巻のひと言。
 珍しい試みとして「ライブペイント」と題し、作者の長瀬さんが会期中に会場で一枚の絵を制作中だ。英国の王室騎兵隊をテーマにした大作が出来上がる過程を目の当たりにできる企画。現状はうっすら下絵が見える段階。これにどんな色が加わっていくのか。定期的にのぞいてみたいと思っている。(高橋知子)

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