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史上初50代ダービー制覇へ…武豊「ドウデュースは勝つチャンスのある1頭。久々にお立ち台に立ちたい」

2022年5月24日 06時00分

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追い切りを終えた武豊とドウデュース

追い切りを終えた武豊とドウデュース

 競馬の祭典「第89回日本ダービー」(G1・29日・東京・芝2400メートル)で皐月賞3着のドウデュースで挑む武豊騎手(53)=栗東・フリー=は、日本ダービー歴代最多の5勝。勝てば自身の記録を更新するとともに、最年長かつ史上初めて50代での勝利となる。そんなレジェンドを直撃し、33回目となる大舞台への意気込みなどを聞いた。(聞き手・大野英樹)
   ◇   ◇
 ―いよいよ日本ダービーが近づいてきた。武豊騎手はこれまで歴代最多の5勝を挙げ、今回が33回目の出場となる
 「毎年楽しみにしているレースですからね。まず出ることが目標。今年はデビューからずっとコンビを組んでいる有力馬で出走できるわけだし、応援してもらっているオーナー(キーファーズ)の所有馬。一緒に勝つことができたら最高です」
 ―皐月賞は1番人気に支持されたが、後方から進めたものの流れが向かずに3着。この馬自身、初めて連対を外した
 「やっぱり負けたことは悔しかったですね。状態は良かったですし」
 ―距離面の心配はあったのか
 「デビュー戦、2戦目と1800メートルを使って連勝して(朝日杯FSで)マイルのG1を勝った。全くの短距離馬だとは思っていなかったですが、少し走り方がピッチ走法で、すごく回転が速い。血統的にもあまり距離が延びたらどうかという思いはありました」
 ―距離はさらに2400メートルへと延びる
 「前走で距離に関しては問題はないな、2400メートルでもいけるなという手応えはつかめました。それに(自分自身の)先入観もあったのかな」
 ―この馬の成長度は
 「最初からいい馬でした。だからデビュー時と比べて、ここが大きく変わったというのはありません。ただ、当然のように使って馬は強くなる。その意味では期待通りに成長してくれた」
 ―自身が手綱を取った18日栗東CWの1週前追い切りはドウデュースらしい迫力のある動きだった
 「相変わらず良かった。(6F79秒6の)時計は馬場のいいところを走っていたこともありますし、ケイコは動く馬なので。ただ、メンタルもフィジカルもあまり上下の変動がない。皐月賞同様、本当に状態は安定しているし、落ち着いていましたから」
 ―舞台は東京競馬場に変わる。左回りは2戦目のアイビーS(1着)で経験している。左右の回りに関しては
 「(右回りの)皐月賞でも(直線で)手前は替わらなかったです。大きな癖ではないんだけど、どちらかというと右手前で走るのが好きな馬なんです。左回りだと直線で右手前になりますから。好きな右手前で走れるのは大きい」
 ―今年のメンバーは相当レベルが高い
 「そうですね。かなりレベルは高いと思う。でも、その中でドウデュースは勝つチャンスのある1頭なのは間違いない。大事にしたいですね。このチャンスを」
 ―ファンの皆さんは武豊騎手のお立ち台を期待している
 「“皆さん”ではないでしょうけどね(笑)。コロナ禍で入場制限が続きましたが、オークスからは7万人以上のファンが入場できるようになった。ダービーはこれまで5回お立ち台に立たせてもらいましたが、まだまだ足りませんよ。20代、30代、40代と勝ってきたレース。50代でも勝って久々にお立ち台に立ちたいです」
◆50代ダービージョッキーなら史上初 日本ダービーの最年長勝利は1986年にダイナガリバーで制した増沢末夫の48歳7カ月6日。今年の日本ダービー当日に53歳2カ月15日となる武豊が勝てば、史上最年長かつ史上初の50代ダービージョッキーの誕生となる。なお、マテンロウオリオンで挑む横山典もレース当日は54歳3カ月7日で、こちらも同様の記録がかかる。

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