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明大が6季ぶりV 1球に泣いた悔しさバネに伝統の“粘り強さ”復活「選手たちが日々成長してくれた」【東京六大学野球】

2022年5月23日 20時49分

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6季ぶり優勝を決め田中武宏監督を胴上げする明大ナイン

6季ぶり優勝を決め田中武宏監督を胴上げする明大ナイン

◇23日 東京六大学野球春季リーグ 明大1-0立大(神宮)
 明大が延長11回、1―0で立大にサヨナラ勝ちして6季ぶり41度目の優勝を決めた。1死満塁で、蓑尾海斗捕手(4年・日南学園)が決勝の右犠飛を放った。開幕前にはコロナ禍にも見舞われたチームは戦いながら成長し、伝統の粘り強さを発揮して勝ち点5の完全優勝を果たした。2020年から指揮をとる田中武宏監督(61)は初優勝。
   ◇   ◇
 蓑尾を迎えるように歓喜の輪ができた。「スタンドの選手が立ち上がって応援してくれていた。この気持ちに応えないといけないと思った」。扇の要としてもチームを支えてきた4年生は全員で勝ち取った勝利を喜んだ。
 勝ち点制が復活した今春リーグ戦。引き分け2つもあって15試合を戦った選手たちは試合を重ねるごとに成長した。新型コロナウイルスの部内感染で思うようにオープン戦ができずにシーズンイン。早大、法大、慶大に黒星を喫しながらも勝ち点をもぎ取った。田中監督は「オープン戦は一番少なかったと思うので、選手には日々成長してくれと言った。それができた」と振り返った。
 伝統の粘り強さも復活した。立大との最終決戦も1回戦は土壇場の9回に2点差を追いついて引き分け。「去年、1球に泣いたので、ことしのチームは1球への執着心をもってやってきた。それが粘り強さにつながった」と蓑尾。昨秋は早大戦で9回に2点差を逆転されて優勝を逃したことを胸に刻み続けた。
 2月に右膝の半月板を手術し、開幕には間に合わなかった村松開人主将(4年・静岡)を中心として、下級生が担ってきた雑務も4年生がするなど“改革”。2、3年生も投打の中心として生き生きとプレー。2年の宗山がリーグ首位の打率4割2分9厘、3年の上田がトップの15打点。投手陣は3年の蒔田、村田が先発ローテを支えた。
 6月6日に開幕する大学選手権は負けたら終わりのトーナメント。2019年以来、7度目の優勝がかかる。田中監督は「去年、慶応さんが優勝した日本一を六大学の代表としてつないでいかないといけない」と強調した。

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