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河瀬直美総監督「子孫にちゃんと残したかった」カンヌでも上映の映画「東京2020オリンピック SIDE:A」

2022年5月23日 20時10分

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 映画「東京2020オリンピック SIDE:A」完成披露試写会であいさつする河瀬直美総監督

 映画「東京2020オリンピック SIDE:A」完成披露試写会であいさつする河瀬直美総監督

 東京五輪の公式映画「東京2020オリンピック SIDE:A」(6月3日公開)の完成披露試写会が23日、東京都内で行われ、河瀬直美総監督が登壇した。
 昨年開催された東京五輪を題材に、表舞台に立つアスリートを中心とした五輪関係者を描いた「SIDE:A」と、大会関係者や一般市民、ボランティアなど非アスリートを取り上げた「東京2020オリンピック SIDE:B」(6月24日公開)の2部作となっている。
 カメラを回したのは750日間、5000時間にも及んだ。河瀬総監督は「私のまなざしがこの映画を作ったのだとすると、その映画は今の時代の人たちだけでなく、100年、1000年先の私たちの子孫にちゃんと届いて、私たちはどんな立場にあっても、みんな一生懸命生きていたということを残したいと思った」と語った。
 「SIDE:A」は、フランスで開催中の第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションのクラシック部門(カンヌ・クラシックス)に選出された。1912年の第5回ストックホルム大会以来、撮り続けられている五輪公式映画だが、カンヌで上映されるのは72年以来。カンヌ国際映画祭の最高責任者からは「この作品は未来永劫(えいごう)語り継がれるべき作品だ」との評価を受けたそうで、河瀬総監督は「これは私自身の総監督としての作品でありながら、登場したすべてのアスリートたち、そして大会を支えた“B”の方も含めて」と強調した。
 舞台あいさつの後、すぐにカンヌに向け旅立つことになっており、河瀬総監督は「この国にしかできなかったオリンピック、コロナ禍で無観客でそれでもアスリートのほとばしる汗を届けたかった。その形は絶対歴史が証明してくれると思って世界に届けてきたい」と力を込めた。終了後は観客の拍手に送られながら会場を後にし、カンヌに向かった。

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