鈴木誠也のスランプ「リーグが修正してきた」米メディアが分析「内角高めを見せ球に外角低めを」【MLB】
2022年5月23日 17時06分
◇22日(日本時間23日) MLB カブス5―4ダイヤモンドバックス(シカゴ)
カブスの鈴木誠也外衣野手(27)は「3番・右翼」で4打数1安打、2三振。3回に左翼線へタイムリー二塁打を放った。チームは逆転勝利で連敗を4で止め、同一カード4連敗は免れた。
なかなかトンネルの出口が見ない。直近10試合の鈴木はノーヒットが1試合しかないのに、この間は打率・250(36打数9安打)、4打点、2四球で13三振。28試合連続ノーアーチとなった。
試合を中継した地元放送局マーキーSNも「開幕16試合は打率・354、4本塁打、OPS(出塁率+長打率・1・180)。だが、それ以降の直近20試合は打率・176、0本塁打、OPS・525」と厳しいデータを紹介した。
この日の第4打席で同局のヒューズ実況が「今シリーズの鈴木は12打数でわずか2安打です」と振ると、デシェイーズ解説者は「開幕からスタートダッシュこそ決めましたが、それ以降はリーグが鈴木に対して修正してきました。内角高めを速い直球で攻めるようになり、それを見せ球にしてから外角低めに逃げるスライダーを使うという手法です」と指摘した。
最近の不振については、18日の米放送局NBCスポーツ(電子版)も「空振りは多くないが、深いカウントまでもっていき、悪い結果に終わるケースが多い。盗塁企画も3度で成功は1度だけ」と指摘した上で「いずれパワーは戻り、シーズンの残り試合で手堅い数字を残すだろうとは予測するが、層の浅いリーグでそれほど貢献度を誇ることはないだろう」と辛口予想をした。
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