【MLB】『ありえない…』鈴木誠也の見逃し三振に米メディア憤慨「不利な判定…多くの証拠がある」
2022年5月23日 16時37分
◇22日(日本時間23日)MLB カブス5―4ダイヤモンドバックス(シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手(27)は「3番・右翼」で4打数1安打、2三振。3回に左翼線へタイムリー二塁打を放った。チームは逆転勝利で連敗を4で止め、同一カード4連敗を免れた。
“新人にからい判定”―。大リーグでは周知の慣習に、泣かされ続けている。第1打席。フルカウントからの外角低め94マイル(151キロ)直球を自信を持って見送ったが、カールソン球審の判定は見逃し三振。鈴木は信じられないという表情でボールの通過コースをじっと見詰めると、ベンチに戻りつつ首を振った。
試合中継局マーキーSNに映像に表示されたストライクゾーン図では、少なくともボール1個分は外れていたため、同局のデシェイーズ解説者は、第4打席時に「最近、鈴木に不利な判定がされていることを示す多くの証拠があります」と苦言。ヒューズ実況も「第1打席の見逃し三振が好例ですね」と相づちを打った。
敵軍Dバックスのニュースサイト、AZスネークピットでさえ「1回に鈴木誠也はいつもの我慢強さを発揮し、フルカウントまでもっていった。だが、(相手先発)ケリーはカールソン球審から完全なプレゼントを贈られ、見逃し三振で1回を終えた」と伝えた。
鈴木は19日の第1打席も全4球を見逃して三振だったが、大リーグ公式データシステムのスタットキャストによる打席チャートでは、ストライク3球のうち2球がボールゾーン。4月26日と今月14日も同様に完全なボール球を見逃し三振とコールされ、4月26日の米スポーツニュースサイト、ブリーチャーネーションは「完全にバカげた、全く際どくもない判定だった」と報道。今月14日は、同放送局のサトクリフ解説者が「偉大な打者を、まるでルーキーであるかのように扱うな!」と切れていた。
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