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【富山】元氷見高同級生 競輪プロに 27日 四日市でデビュー

2022年5月23日 05時05分 (5月23日 09時51分更新)
四日市競輪場で行われるルーキーシリーズでプロデビューする村田祐樹選手(左)と南儀拓海選手=富山市岩瀬池田町の富山競輪場で

四日市競輪場で行われるルーキーシリーズでプロデビューする村田祐樹選手(左)と南儀拓海選手=富山市岩瀬池田町の富山競輪場で

▽南儀選手「駆け引きで勝負」
▽村田選手「自分の脚で賞金」

 富山競輪場(富山市)を練習拠点とする日本競輪選手会富山支部に今春、村田祐樹選手(23)=富山県黒部市出身=と、南儀(なんぎ)拓海選手(23)=同県氷見市出身=が加入した。氷見高校自転車競技部の同級生で、四日市競輪場(三重県四日市市)で二十七日に始まるルーキーシリーズでそろってデビューする。二人は「一緒に高め合って競輪界を盛り上げていきたい」と話す。(平井剛、写真も)
 二人は小中時代は野球と陸上に打ち込み、自転車は高校から本格的に始めた。
 村田選手は「スピード競技がしたかった。県内で唯一、自転車競技部がある氷見高を選び、氷見にアパートを借りて通学した」と振り返り、南儀選手は「自宅から通える氷見高に行きたかった。スポーツ推薦で自転車競技を選べば入学できると思った」と明かす。練習はきつかったが、先輩の指導のおかげで力をつけ、村田選手はインターハイで優勝、南儀選手も全国選抜で四位入賞と活躍した。
 高校卒業後、村田選手は日本体育大、南儀選手は日本大へ進学。村田選手は「自分の脚で賞金を稼ぎたい」と早くからプロを目指していたが、南儀選手は四年時に椎間板ヘルニアの手術を受けたこともあり、プロ入りには親が反対した。
 「日本競輪選手養成所の入学試験に一度だけ挑戦させてほしい。そこで駄目ならあきらめるからと、たんかを切って親を説得した」と南儀選手。二人は倍率五倍の入学試験をそろって突破。養成所での十カ月に及ぶ厳しいトレーニングを終え、今年三月に卒業した。
 二人とも富山支部に選手登録。今後、富山競輪場をホームバンクにして全国の競輪場を転戦する。
 南儀選手は「腰が痛くなることもあるが、うまく付き合っていくしかない。経験を積んで、駆け引きで勝負していきたい」と語る。村田選手は七月の本デビューを見据え「大レースで早く活躍できるようになりたい」と目を輝かせる。
 二人はそろってのデビューについて「ライバルだが、同級生がそばにいるのは心強い」(南儀選手)、「高校時代はずっと一緒。プロでも同期なので、今後も一緒に高め合っていきたい」(村田選手)とエールを送りあう。そして「僕らが活躍することで、富山競輪場に足を運ぶ人が増えてくれたらうれしい」と声をそろえた。

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