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東海地方の観光船業者も安全対策を再確認 知床観光船沈没事故受け

2022年5月23日 05時05分 (5月23日 05時06分更新)
 知床半島沖の観光船沈没事故から一カ月になる中、東海地方で小型の観光船やボートを運航する業者は安全対策の再確認に力を入れている。
 愛知県知多半島、渥美半島などを結ぶ高速船やフェリーを運航する名鉄海上観光船(同県南知多町)は、沈没した「KAZU 1(ローマ数字の1)(カズワン)」と同様、一九トンの小型船を四隻所有。毎朝、出航前に無線や救命胴衣も含めた船の点検のほか、船が発着する桟橋などのチェックを行う。
 荒天が予想される時の運航の可否判断を船長一人に任せるのではなく、複数人で協議し判断することも改めて徹底した。
 木曽川と長良川を約一時間かけて周遊する木曽川観光船(愛知県愛西市)を運航する市観光協会は、出航前のエンジンや船体の点検を一層慎重に行うよう、船頭に呼び掛けた。
 協会によると、風速五メートル以上の場合には運航を中止するなど、事故前から厳しい基準を設定。救命胴衣の着用や携帯電話での協会事務所との連絡についても、確認を徹底している。
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