浜松開誠館が初の決勝進出!元中日・佐野心監督「ちょっと出来過ぎ。風が吹いてますね」【高校野球春季東海大会】
2022年5月22日 13時40分
◇22日 高校野球春季東海大会準決勝 浜松開誠館5―3津商(小牧市民球場)
浜松開誠館(静岡1位)が津商(三重1位)を破り、創部25年目で初出場の東海大会で決勝進出を果たした。
3点の先制を許した直後の7回。先頭から3連打で無死満塁の好機をつくると、9番吉松の走者一掃の3点適時二塁打で同点に追いついた。さらに2つの犠飛でこの回一挙5得点で勝ち越しに成功。先発左腕・広崎は6回1死二塁とされて降板するも5回まで無失点と試合をつくった。
これで県大会から負けなしの8連勝。初出場の東海大会での決勝進出に、元中日の佐野心監督(55)は「ちょっと出来過ぎ。風が吹いてますね」と目尻を下げた。
6回には先発・広崎からエース・山口祥に継投して3失点。投手戦が続いていた中で先制を許すも、佐野監督は「四球とかではなくエースが打たれて取られた失点。嫌な感じはなかった」と浮足立つことはなかった。起死回生の同点打を放った吉松は「投手が粘ってくれていたので打者が何とか点を取りたかった」と笑顔をみせた。
「決勝だからと気負わずに粛々と自分たちの野球をやる。それがうちのスタイルなので」と佐野監督。初出場で初優勝の栄冠にも平常心で臨む。
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