本文へ移動

浜松にコウノトリ飛来 石切山さん撮影

2022年5月22日 05時05分 (5月22日 05時05分更新)
田んぼに飛来したコウノトリ=浜松市西区で(石切山英貴さん提供)

田んぼに飛来したコウノトリ=浜松市西区で(石切山英貴さん提供)

 浜松市西区神ケ谷町の田んぼに国特別天然記念物のコウノトリが飛来し、同区の建設業石切山英貴さん(49)が撮影に成功した。野生のコウノトリを初めて見た石切山さんは「まさかこんなに珍しいものを見られるとは。何か縁起の良いことが起こるかな」と笑って話した。
 十五日午前六時五十分ごろ、石切山さんが車を運転していたところ、田んぼで動く大きな鳥を偶然見かけた。田んぼにくちばしを突っ込み、餌を探している様子を観察していた石切山さんは初め、「シラサギかと思った」。足首に見慣れない輪っかが付いていたこともあり、スマートフォンのカメラで撮影。家に帰ってインターネットで調べると、コウノトリだと分かった。
 二〇〇五年から野外放鳥して野生復帰を図っている兵庫県立コウノトリの郷公園によると、写真の鳥はコウノトリで間違いないという。静岡県への初飛来は一二年。今年までに、合計で二十八個体の飛来が確認されている。
 コウノトリ目コウノトリ科に属し、羽を広げた大きさは二メートルほどに達する。黒いくちばしや、目の周りが赤いのが特徴。肉食で、ヘビやカエル、昆虫などを餌とする。餌の豊富な場所の近くで巣を作って毎年同じパートナーと繁殖し、縄張り意識が強いという。 (山手涼馬)

関連キーワード

おすすめ情報