【FC東京】連敗3で止まったが痛み分け 途中出場の永井「スタメンから出られるよう点を取らないと」
2022年5月21日 20時13分
▽21日 J1第14節 FC東京0―0柏(味の素スタジアム)
リーグ戦の連敗は3で止まったが、スペースを埋める柏のゴールは遠かった。アルベル監督は試合後、こう吐き出す。
「キックオフ直後の決定機を決めていたら別の試合展開になった。このJ1リーグは拮抗(きっこう)している。一つのチャンスを決めきるかで試合の流れに大きく影響してしまう」
その好機は開始2分だった。相手ゴール前でアダイウトンがボールを奪い、それに合わせて安部が飛び出すも相手GKとの1対1を決めきれず。背番号31は天を仰いだ。
その後はボールを握る時間帯は続くも、指揮官は「足元のパスが多く、スペースへの飛び出しを生かすプレーが少なかった」と嘆息する。
この状況を打破したのが、後半26分から途中出場した永井だった。背番号11がピッチに立った2分後だった。小川からのフィードで相手最終ラインの背後に抜けだすと、快足を跳ばしてエリア内に侵入。右足でシュートを放ったが、これは相手GKが伸ばした左手に防がれてしまう。
試合終了間際には柏に左CKからゴールを奪われたかに見えた。だが、これはVAR判定によって取り消され、肝を冷やした。結果は痛み分けの0―0となったが、永井は「実際に、チャンスも2回ほどあった。そこで決めきれなかったのは個人の責任。スタメンから出られるように、点を取らないといけない」と口にする。連敗は抜け出したが、変革期の生みの苦しみは続いている。
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